雨の日は君の隣で

毒親について。雨の日の太陽みたいに、あなたの近くにいられたらいいな。

相談相手…?

 

悩み事を話せる相談相手はいますか?

 

 

私が一番つらかった時。

きっと、これから生涯、あんなにつらい日々はもう来ないと言えるほどの毎日。

 

 

私は中学校のほとんど、学校に行きませんでした。

不登校だったんです。

特に中2~中3の間はほとんど行かなかったかな。

 

 

私の家庭は小5の頃から家庭内別居状態で、両親が会話を全くしなくなっていました。細かい話は省きますが、14歳、中2の頃に離婚。私と姉は母に引き取られることになりました。

母は私が学校に行っていないことに中3の年度末まで気づきませんでした。

 

不登校になった理由ははっきりと覚えていないけど、家の中がうまくいかなくなると、学校生活も芋づる式にうまくいかなくなった。何をしても楽しくない、笑えない、居場所がない。

 

離婚が成立する前後、母親に恋人がいた。

夜中0時から2時頃に車で訪ねてくる知らない男。犬を2匹飼っていたから、その子たちが鳴く声。

毎晩毎晩眠れず、朝も起きれなくなってた。家計もギリギリでお小遣いなんて一度ももらえず、それなのに高級な化粧品を買いそろえる母に嫌悪感がひどかった。

 

買いたいものも買えず、年相応のおしゃれもできず、遊びに行くこともできない。学校に行かなくなったのは、周りの子たちとの差を感じていたからかもしれません。

 

 

タイトルに戻りますが、この頃、もちろん毒親なんて言葉はないし、どちらかというと母からの暴力もあったので虐待に近いんですが、このことを誰かに相談したかというと、したことはあります。でもどこにも誰にも、アドバイスをもらうことはできなくて、子どもながらに感じていたんですよね。「子は親のもとで育つべきだ」という風潮を。そして死ぬほどの虐待行為でなければ離れることができないということも。

 

今は相談ダイヤルも増えて、子どもの権利にもきちんと焦点があてられるようになりましたね。少しほっとしています。

 

私は↑のすぐあとに、ある出来事が起こり、私は母との決別を決意します。すぐには実行できませんでしたが、手段として心に決めていたのは「いつでも家をでることができるように、20万円貯めよう」ということでした。

 

高校もバイトができるところを選び、すぐに20万を貯めて、17歳の頃には家を出て一人暮らしをしました。毒親の支配はそれでもしつこくつきまといますが、この頃から「お金は裏切らない」ということを学びました。

 

 

 

お金ではなくても、なにか一つ、自分が信じることができるものや人を見つけておくと、くじけそうになったときに支えになってくれます。

 

 

まずは一歩踏み出すことが大事なんだけど、一人じゃ心許ないからね。

誰か、何かに頼ってもいいんだと思います。

 

 

実家に帰る?帰らない?

 

「あれ?」って思ったのはいつでしたか?

 

お恥ずかしい話ですが、私は“つい最近”です。

きっかけは、彼の言葉でした。
ある週末に「疲れてるんだったら、実家に帰らなくていいんじゃないの?」と言われました。

この言葉から、無意識に私が行っていたこと、“やらないといけない”と義務に感じていたことに気づくことができました。今日はその理由をお話ししますね。

 


私は一人暮らしを始めてから、5~6年経ちます。(一人暮らしを始める時のこともいつか話せたらいいな)

実家から私の家までは車で一時間ほどの距離。私は車を持っていないので、片道千円弱をかけて電車と地下鉄を乗り継ぎ、月に2回ほど実家に帰っていました。特に理由も、用事もなくて、ただ母からLINEで「明日帰って来ないの?」「今週は?」と言われるたびに、“帰らなければいけない”と思い込んでいたんです。

 


今考えると、自分でもおかしな話だなって思うんです笑
でも未だに同じようなLINEが来るたび、過去と同じように“帰らなければ”と思ってしまうんです。


最初彼が言ってくれたことで、この話を伝えました。彼は「それ洗脳されてる!普通用事がないと帰らないよ。何年も実家に帰らない人だっているんだから。帰る、帰らない、は自分で決めていいんだよ。親は子どもの幸せを願うもの。無理させるのは違うと思うよ」と笑い飛ばしてくれました。


それからいろんな話をしたり、自分の中で振り返ったことは

 

①子どもの生活を応援してくれる
②子どもの気持ちを大切にしてくれる

 

これが普通の親なんですよね。
でも私のLINEのやりとりは


「仕事が忙しいから帰れない」→「○○(犬)の病院に行く予定にしてたのに」(小型犬一匹なので一人で行ける)「一人で過ごしますね」

 

といった嫌味を含んだ返答が必ず返ってきていました。この返事が返ってくると、まるで"私は悪いことをしてしまったんじゃないか”と気分が悪くなります。毒親は子どもに責任を押し付けるのが上手です。本人に自覚がないのでとても厄介ですね。でもね、子どものことを大切に思っている親は

 

「仕事が忙しいから帰れない」→「ゆっくり休んでね」「無理しないでね」

 

と言ってくれます。同じ経験をされている方、嫌味を言われる、ヒステリーに暴言を吐かれることが分かっていても、従わなくっていいんです。子の幸せを願えない親、自分の都合で子どもを動かす親に近づかないことが最善策なんです。離れることができてもソワソワする気持ち、痛いほどわかります。でも、“近寄らない”これがすごく大事。

 

自分の生活や健康を第1に考えましょう。大切に毎日を過ごしましょうね。

ブログについて

 

 

こんにちは。

ブログをはじめてみることにしました。

きっかけは、仕事の休み時間にやってみたエゴグラム

ちなみに仕事は心理・福祉職として従事しています。

 

私は、「W型」ウェルテル、苦悩タイプと呼ばれるパターンでストレスをためやすくて、うつ病を発症しやすいタイプ。

 

ACが高いので毒親育ちも関係あるのかもしれませんが、毎日生きるのに精いっぱいだったりします。

 

支えてくれているのは、学生時代から付き合っている太陽みたいな彼でした。彼との対話や、仕事を通じていろいろと気づくことが増えて、自分と向き合おうと思いました。

 

私も雨の日の太陽みたいに、あたたかく誰かを照らすことができたらいいな。